『笹原のこと調べてみるわ』 那南がそう言って数日。 すっかりもうクリスマスムードな街は、カラフルな装飾でいっぱいだった。 「もう12月かあ…。次はしょーちゃん受験じゃん」 「だな。まあ学力検査と料理の知識検査くらいしかないけど」 「へえ〜。そんななんだ、料理学校」 「専門学校だからな。実技もあったっけ…?」 そう二人で駅に向かっていたとき。 後ろから那南が駆けてきた。 深刻な顔で言う。 「…ちょっと」