「アリサちゃーん!!!」 教室のドアのそばから晴の声が聞こえて、あたしは席を立った。 「どしたの?」 「別館で朝倉君が探してたからいるかなあと思って」 「そっか。じゃ、行ってみるね」 「うん」 晴のことは信じていた。 このとき、あんなことが起こるなんて―