昨日。 あれは何だったんだろう。 「アリサ聞いてる?」 隣にはしょーちゃん。 那南とまあくんは二人で先行っちゃって、仕方なくしょーちゃんと… 「聞いてなかった」 「オイ」 ぎゃあぎゃあ言い合いながら、教室へ向かっていたとき。 朝倉君が一人で歩いてきた。 顔と腕のアザがまだ痛そう。 「山梨サンおはよっ」 「お、おはよ」 「……。」 朝倉君が通り過ぎたあと、しょーちゃんはあたしの耳元で言った。 「…あいつ。俺のこと睨んだよな、今」