ピカピカ眩しくて、どんな宝石にも負けないくらい美しく輝きます。


「ふぅ……。今日も夜がくる。夜になる前に今日の分仕上げなくちゃ……」 


トンカチを持ちながら汗を腕で拭いながら呟いたのはこの工房の見習い職人ムムです。

銀色のサラサラの髪をした若い見習い職人。歳はまだ十代前半くらいの幼い職人です。くりっとした大きな瞳には自分で鍛えた無数の石たちが煌めいています。