「いいかい? これは遊びじゃないんだよ!! 人間共に、夢や希望を“流れ星”にして届ける。これが、あたしらの仕事! 中途半端なヤツが手を出せるもんじゃない!」
老女は、大きな目をさらに広げて怒鳴り散らしました。
「あんたは、流れ星になって落ちた夢(ほし)を拾っておいで」
老女の言葉にムムは、肩を落します。
「そ・れ・と! 師匠(せんせい)じゃなく親方!」
ムムにしわくちゃの指を向けて言います。
「返事は?」
「……はい、親方……」
ムムは俯きながら答えます。
まだ、職人として未熟な事がすごく悔しくて悲しくて溜まりませんでした。
「……けど、まぁ、おしかったね。風を手なずけるのは上手かったよ」
背を向けて、老女が言います。
「親方……」
彼女の一言にムムは、顔を上げました。
「まぁ、失敗に終わったけど」
意地悪な言葉にムムは、またがっかりした表情を浮かべました。
けど、素直に誉めてくれないのが親方らしいなと思いクスリと笑いました。
意地悪だけど、すごく優しい人なのです。
老女は、大きな目をさらに広げて怒鳴り散らしました。
「あんたは、流れ星になって落ちた夢(ほし)を拾っておいで」
老女の言葉にムムは、肩を落します。
「そ・れ・と! 師匠(せんせい)じゃなく親方!」
ムムにしわくちゃの指を向けて言います。
「返事は?」
「……はい、親方……」
ムムは俯きながら答えます。
まだ、職人として未熟な事がすごく悔しくて悲しくて溜まりませんでした。
「……けど、まぁ、おしかったね。風を手なずけるのは上手かったよ」
背を向けて、老女が言います。
「親方……」
彼女の一言にムムは、顔を上げました。
「まぁ、失敗に終わったけど」
意地悪な言葉にムムは、またがっかりした表情を浮かべました。
けど、素直に誉めてくれないのが親方らしいなと思いクスリと笑いました。
意地悪だけど、すごく優しい人なのです。



