それから毎日毎日、
ふみちゃんは、つぼみのカランコエを
覗き込み、おしゃべりをしていました。
そしてきれいに咲いた日、
ひろちゃんとしょう君が遊びに来ました。
花を覗き込むしょう君は、
「ずいぶん小さい花だね。」
いつもと違う優しい顔になっています。
「しょう君、花に『こんにちは』って言ってごらん。」
「何言ってんの。」
としょう君が、あきれた顔していると、
「こんにちは、あなたがしょう君ね。
ひろちゃんに優しいしょう君でしょ。」
とカランコエの声が聞こえて
しょう君は、目を丸くしてしまいました。
ふみちゃんは、つぼみのカランコエを
覗き込み、おしゃべりをしていました。
そしてきれいに咲いた日、
ひろちゃんとしょう君が遊びに来ました。
花を覗き込むしょう君は、
「ずいぶん小さい花だね。」
いつもと違う優しい顔になっています。
「しょう君、花に『こんにちは』って言ってごらん。」
「何言ってんの。」
としょう君が、あきれた顔していると、
「こんにちは、あなたがしょう君ね。
ひろちゃんに優しいしょう君でしょ。」
とカランコエの声が聞こえて
しょう君は、目を丸くしてしまいました。


