ぽかぽか、夢心地。
もう時間的に起きなければ駄目だけど、
毎朝俺はこの誘惑に勝てない。
もうすこしだけ・・・・・・
そうおもってもう一度をつぶる。
ピンポーン・・・・・・
うわぁ・・・・・来た・・・
玄関のドアの開く音がして、
階段を駆け上がってくる足音がだんだんと近づいてくる。
来るな。
もう少し待ってくれ・・・・・・
そんな俺の願いも虚しく勢いよく、
部屋の扉が開いた。
「勇作ー!
もう学校だってば!おーきろー!!」
「うっせなー!!
毎朝、毎朝来んじゃねーよ!」
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