ハイスクールラブ

真奈美は少し批判めいた眼差しで紘季を見つめた。

紘季はふと真面目な顔になり、真奈美を見つめていたが、目を閉じると真奈美に顔を近づけキスした。

真奈美は初めてセックスする時より緊張していた。年上ということや先生ということだけではなかった。
紘季の放つ男の色気にドキドキしいてた。

真奈美は自分は人よりえっちな方だと思っていた。セックスも好きだった。
好奇心も強いため、いろんなことを知りたがった。

今までの彼氏とも何度もしてきた。朝まで寝ないでしたこともある。
それでもぎこちなくなってしまう。

真奈美はそれを悟られないよう、さも自分も慣れているかのように振舞った。

チュ・・・チュ・・・クチュ・・・

薄暗い部屋に舌が絡み合う音が立つ。
次第に真奈美は演じるのも忘れて夢中になって紘季のキスを味わった。

(ヤバ・・・キスだけでこんなに興奮するなんて・・・)

真奈美は下半身が疼くのを感じた。
舌で舌をかき回され、唇を強く吸われたかと思うと甘噛みされる。

気がつくと、真奈美はソファの上で紘季に重なって倒れこんでいた。
紘季の膝が真奈美の両足の間に滑り込む。

「ん・・・」


真奈美は無意識に体を紘季に押し付け、紘季の唇をむさぼる。

こんなに大胆に相手を求めたのは初めてだった。