紘季の背中に向かって言うと、紘季が顔を上げた。鏡越しに目が合う。
「何言ってんだよ。馬鹿なこと言ってないで、さっさと入れ」
「いや!藤くんが一緒に入ってくれなきゃ、入らない!」
「・・・小学生か、お前は」
紘季が呆れた顔で呟く。
「もし一人で入って、頭から血がばーって出たらどうする!?今日、熱射病みたいになって倒れたから、また倒れるかもしれないよ!?」
自分でも馬鹿なことを言ってるなと思いながらも、真奈美は引かなかった。
紘季は少し何か考えていたようだが、諦めたような顔をしてため息をつくと、おもむろにジーパンと下着を脱ぐとさっさとバスルームに入って行った。
真奈美も慌てて服を脱ぐ。濡れているので脱ぎにくい。
自分から一緒に入ると言っておきながら、いざ一緒に入ると恥ずかしくなってくる。
そっとドアを開けて入り込む。紘季はバスタブに入って目を閉じていた。
真奈美は身体を洗い、遠慮がちにバスタブに入った。
紘季と向かい合うようにして座る。お湯のあたたかさにホッとした。
「藤くん」
「何?」
「・・・怒ってる?」
真奈美の言葉に、紘季がようやく目を開けた。真奈美を見つめる。
「・・・怒ってないよ」
(嘘。勝手にいろいろやって、怒ってるに決まってる・・・)
「何言ってんだよ。馬鹿なこと言ってないで、さっさと入れ」
「いや!藤くんが一緒に入ってくれなきゃ、入らない!」
「・・・小学生か、お前は」
紘季が呆れた顔で呟く。
「もし一人で入って、頭から血がばーって出たらどうする!?今日、熱射病みたいになって倒れたから、また倒れるかもしれないよ!?」
自分でも馬鹿なことを言ってるなと思いながらも、真奈美は引かなかった。
紘季は少し何か考えていたようだが、諦めたような顔をしてため息をつくと、おもむろにジーパンと下着を脱ぐとさっさとバスルームに入って行った。
真奈美も慌てて服を脱ぐ。濡れているので脱ぎにくい。
自分から一緒に入ると言っておきながら、いざ一緒に入ると恥ずかしくなってくる。
そっとドアを開けて入り込む。紘季はバスタブに入って目を閉じていた。
真奈美は身体を洗い、遠慮がちにバスタブに入った。
紘季と向かい合うようにして座る。お湯のあたたかさにホッとした。
「藤くん」
「何?」
「・・・怒ってる?」
真奈美の言葉に、紘季がようやく目を開けた。真奈美を見つめる。
「・・・怒ってないよ」
(嘘。勝手にいろいろやって、怒ってるに決まってる・・・)

