悲しみを埋めることなど不可能だろう。それでもなんとか前向きに考えようと思い始めたくみこの母を見て、真奈美は少し安心した。春人にお線香をあげたいと言うと、くみこの母が和室に案内してくれた。
線香を立て、手を合わせる。
じっと正面を見つめる凛々しい表情の春人の写真が置かれていた。
まだ何か話したかったが、そろそろ帰らないとくみこたちが戻ってくるかもしれない。真奈美を家に入れて怒られるのはくみこの母だ。真奈美は後ろ髪引かれながら立ち上がった。
玄関までくみこの母が見送ってくれた。
「今日はありがとう。・・・また春人に会いに来てくれるかしら?」
その言葉を聞いて、真奈美は涙が出そうだった。こんなにも失礼なことをした自分に、また来てと言ってくれた。
ちほの言葉が頭に浮かぶ。
『中途半端に関わるならスッパリやめた方がいいし、やるならとことんやる』
自分のしていることが中途半端に感じる。真奈美は思い切って口を開いた。
「あの・・・まだお時間あるなら、もっと春人さんのお話聞かせてもらえませんか?写真も、もっと見せてほしいです・・・!」
くみこの母が驚いた顔で真奈美を見つめた。
真奈美の真剣な目を見て優しく微笑むと、どうぞと言って再び招き入れてくれた。
線香を立て、手を合わせる。
じっと正面を見つめる凛々しい表情の春人の写真が置かれていた。
まだ何か話したかったが、そろそろ帰らないとくみこたちが戻ってくるかもしれない。真奈美を家に入れて怒られるのはくみこの母だ。真奈美は後ろ髪引かれながら立ち上がった。
玄関までくみこの母が見送ってくれた。
「今日はありがとう。・・・また春人に会いに来てくれるかしら?」
その言葉を聞いて、真奈美は涙が出そうだった。こんなにも失礼なことをした自分に、また来てと言ってくれた。
ちほの言葉が頭に浮かぶ。
『中途半端に関わるならスッパリやめた方がいいし、やるならとことんやる』
自分のしていることが中途半端に感じる。真奈美は思い切って口を開いた。
「あの・・・まだお時間あるなら、もっと春人さんのお話聞かせてもらえませんか?写真も、もっと見せてほしいです・・・!」
くみこの母が驚いた顔で真奈美を見つめた。
真奈美の真剣な目を見て優しく微笑むと、どうぞと言って再び招き入れてくれた。

