『どこって…』


「やっぱり答えられないじゃない!」


桐谷さんは立ち去ろうとした。


『待てよ!』


俺は彼女の腕を掴んだ

『俺は桐谷京香がすきなんだ!部分的な事言えるわけね~だろ!なのに言えなかったら俺の気持ちは全否定なのか?』


「それは…」


『クソッ』


ついカッとなって俺はその場から立ち去ってしまった!


バタン


屋上のドアを閉め教室に戻ったところで我に帰った。


『…やっべぇ』