One~一人一人のLIFE~



「遅刻だよ!」


んー…
誰?うるさい…


「夢!」


「っさい…」


バシッと叩く


どぉせ勇気でしょ?


「いって!

おい!マジで遅刻!」

この声勇気じゃない……


この声は…


「文也君!?」


「あっ!起きたぁ♪」


なんで?

ってかあたし超
寝起きじゃん!!



「なんで文也君が!?」

「ん?迎えに来た

今日から作戦始めるよ?
大丈夫?」



「うん…
大丈夫…」


「「………」」


あたしの部屋は
静まり返る


「文也君…
あのさ…」


「何?」


「文也君がいたら
あたし着替えれない
んだけど…」


「へ?

あっ!ごめん!

出るね」


やっぱ
気付いてなかったんだ…
文也君って
天然だね(笑)