龍と語る者たち 〜龍と姫君〜

「あったかい……」

その生き物の体温が、リティアに伝わる。

想像以上の暖かさに、リティアの緊張はとけていた。


リティアが撫でると、それは目を細め、地面に座った。


「見かけによらず、おとなしいんだね」

リティアはクスクス笑いながら、それを撫でた。


時折口を開けたときに見える、ズラリと並んだ牙には気をつけながら。