「もっと早く大輔に言いたかったんだけど…遅くなっちまった」 「気にすんなよ、改めておめでとう」 「ありがとな」 将は少し照れながらビールを飲んだ。 「また産まれたら連絡するから見にこいよ!」 「絶対行くよ」 亜紀が死んでから、たくさんの人が俺を気遣った。 しかし俺は嫌だった。 俺なんか亜紀に何もしてやれなかったから… 全く気を遣う事なく接してくれたのが将と奈々ちゃんだけだったのだ。 「それで…なんか話あるんじゃなかったっけ?」