『悲しいのは……大輔が私を忘れちゃうこと』 亜紀が俺に伝えた事。 俺は彼女との記憶を二人が過ごしたあの場所で呼び起こすことにしたのだ。 一日はあっという間に過ぎていく。 今日も気付けば仕事帰りの電車の中。