黒い月が空に輝く世界で。 湖のほとりの木の上に、それはいた。 黒い服装に、赤い瞳。 その赤い瞳以外はどこにでもいそうな普通の人間。 でも、彼は人間とはかけ離れているモノだった。 「そろそろ・・・かなw」