ダイスキ

「んんーー。」



体が痛い。



目が覚めるとそこは健吾の部屋だった。


「凛っ!!大丈夫か?!」




「痛くないか?」




わたしはただ頷いた。





「ったくどうしてっ・・・」




私は我慢できなくなり、泣きながら健吾にすべてを話した。





健吾は静かに聴いてくれた。




すべてを話し終えると、健吾は優しく抱きしめてくれた。





心のおくのほうがあったかくなった。