玄さんの唇が背中に触れる感触。
それから舌がゆっくりと這う。


「……2週間も瞳子に触れへんとどーかなりそうや…」
太股にあった筈の右手はいつの間にか私の敏感な箇所にまで這い上がり、そのまま後ろから指を滑り込ませる。



「……向こうで風俗とか…行かないでよ………?」


背中で玄さんが小さく笑う気配がした。


「……風俗あかん?」


「……んっ……だ…めぇ…」
玄さんの指の動きに、息があがり声が上擦る。

「……んん?ダメ?何がダメ?
風俗が?…ここが……?」玄さんの指は動き続ける。


「…っ…あ…、ふ…うぞ…く………」
蠢く指と卑猥な音に感じて、私の唇から熱い息が洩れる。


「おまえこそ寂しいからて他の男とヤったらアカンで」


「……じゃあ私が浮気しないように……今日はいっぱいイカせてよ…」

「………欲張りやなぁ。瞳子は…」

十分に硬くなった玄さんが後ろから入って来る。
激しく突かれ、いつもより大きな喘ぎ声が出た。



「……あぁっ!……もっとぉ………っ…」