―――玄さんからのメール。 携帯に飛びついた。 『 ゴメン 吉永が離してくれん。 明日電話する。おやすみ』 暗闇の中に浮かぶディスプレイの青白い光を、暫く見つめていた。 …………嘘つき。 画面を消して携帯を閉じると、部屋は再び闇に包まれた。 明日、どんな顔して玄さんに逢おう。 ため息が出る。 メールの返事は返さなかった。