フェルンディの街中は沢山の人がいて、光り輝いているように見えた。




「すごいなぁ・・・」


「譲ちゃん、フェルンディは初めてかい?」



ん?



何やら私に話し掛けているらしく、後ろを振り向くと白い髪に白いヒゲを生やし、優しそうな雰囲気のオジサンがいた。




「は、はい・・・」




嘘をついた・・・





本当は1、2回来た事があったのに。