ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい......





心の中でお母さんに精一杯、謝罪する。






とても、謝って赦されることでは無い。






深く頭を下げると、私は涙を堪え、イスに引っ掛けてあった顔まで隠れる漆黒のローブを身に纏う。






それと、大き目のウエストポーチを腰に付けるとその中に大切な物や食料などを入れる。