《年下彼氏》

一人残された私は複雑な気持ちでトボトボ教室に向かった。


やっと教室の前まで着いた。


このドアを開けると伊藤君が居る…

なんだか胸が締め付けられていて、ドアに手が延びない。


告白なんて今まで一度もされた事のない私は、どんな顔をして伊藤君に接したらいいのかなんてわからなかった。


グッと目を瞑り、気持ちを落ち着かせた。


伊藤君…ごめん。
私は心が好き。

だから、普通には出来ないかもしれないし、傷付けるかもしれない。


でも、やっぱり私には心が居るから…


胸の中でそう呟きながら、教室のドアを開けた。