《年下彼氏》

玄関で靴をはく。

心がドアを開けた瞬間、凄い緊張が体を走った。


グッと力強く握られた私の手。


心の顔を見つめたんだ。


今から、すべてが変わる。そう実感した。今までの学校生活は送れそうもないだろう。


でも、隣りには心が居る。だから大丈夫だよ。きっとね…


ハイツから出て、道路を歩く私達。

手は繋いだまま。 恥ずかしいけど、離さないで。


不安になっちゃうから。


段々と学校に近付いて行く。
ドキドキが余計に大きくなって、息が苦しい。


目の前には、校門。


あぁ……
もうヤダ。


心は私の気持ちがわかっていただけに、握られた手をもう一度強く握り返した。