直樹、怖いよ……




このまま、亜紀と離れるなんて、俺にはできない



俺は亜紀の手を強く握りしめ、部屋に入った



直樹は黙ったまま……




いつもの優しい直樹じゃあない……




怖いよ……




直樹……。