僕は、白猫の言うとおり、12番目の部屋から入ってみることにした。

深呼吸をしてから、勢いよく中に入った。

周りをざっと見回して、何もないようなので、僕は絵の中に入らないうちに、さっさと帰ろうとした。

…と、その時である。

何やら得体の知れない感触が、僕の首を襲った。

冷たくひんやりとした、それでいて湿っているような…僕の首をヌルヌルと滑っていく………

これはまさしく蛇?!