歩きだした夏-きみに逢いたくて-

気がつけば時計の針は20時を指していた。



どれくらい歌ったんだろう。



騒ぎ疲れたらしく、静まり返る部屋。



「そろそろ帰るか。」



隼人が横でよだれを垂らしながら寝てる圭織を起こしながらみんなに言った。



「そうね、帰ろうか。またみんなで来ようね。」



バックを持ちながら、ゆきが言う。



「俺は圭織送るよ。ほら、起きろ食いしん坊。」



隼人に起こされて不機嫌な顔する圭織。



隼人と圭織は途中まで帰りが一緒だからな。



真奈はどこに住んでるんだろう。



外に出るとあたりはすでに夜の世界が広がっていた。



真奈ってどこに住んでるのか聞いてみた



真奈が住んでる場所は
僕が住んでる場所の近くだった。



それが嬉しくて、心の中でガッツポーズをした。



帰り道は隼人、圭織、ゆきの3人。



僕、真奈の2人が同じ方向。



川口は路線が違うため一人。



「んじゃまた来週ね♪」