永沼は手錠がかけられ、私の前を通りすぎようとした瞬間……突然立ち止まって私にこう言った…………………



「…フッ……幸せだなぁ……………お前さんの親父さん…最後までお前さんのことと、こっちが切ったコードを何度も見ていたぜ…」

「……え!?」
にわかには信じられなかった…。