「・・・??」







誰?
といわんばかりに
首をかしげる。






それにむかついた俺は
女の子の手を掴み

誰にも
見つからないような場所の壁に
押し付けた。




そして
両手を
女の子の顔の上に
あげる。





「はなしてッ」





女の子は
逃げようとする。







そんな弱ぇ力で
俺に勝てると
思ってんの?





「だッ誰・・・!!?」






俺は
叫ぼうとした
女の子の唇を
抑えつけた。