「……っいたいっ…」

真季はカバンをとろうとするが、痛みが襲う度に胸を押さえる

 「真季?カバンか?救急車呼ぶか?」

暁はソファーに横に寝かせてカバンをとる

 「っ……緊っ急昴の……うぁ…番……号…かけ…て」

息も切れ切れに言った真季の携帯から番号にかける

―はいっ!真季?―
 「えっ?真季繋がったぞっ?」
―っあんたそこどこだ!今から行くから!早くっ!―
 「えっ?ああ、○○マンションだ」


昴は10分もしないうちに来た