次の日― 真季はいつものように昴に送ってもらう 「なあ?この前の告白のやつとどうなった?」 「…どうもならないよ…昴も知ってるでしょ?」 「俺は?俺は知ってて真季の側にいたんだよ」 昴の背中にくっつく手に力が入る 「ありがとう…でも昴は充分側にいてくれてるよ?」 そこまで言われたら昴はなにも言えなかった