「しちゃったね…」 「ああ…やっちまった、な」 肩に真季の頭をのせて同じ方の手で髪をいじる暁 「暁さん…大好き……」 「俺も…真季…」 (ドクッンドクッ) (いったい…やだやだ…) 痛みに耐えられなくなり 「ごめんね?今日は父さんと約束あるから帰るね?」 「あ、ああ…また明日な」 「うん…」 (明日はあるのかな?くるのかな?) 暁にばれないように胸を押さえて病院に行く