「なんで美代さんが居るの?」
仁も俺と同じ質問をした。
「その質問は俺が答えよう」
翔さんがいきなり出てきた。
「どういう事ですか?」
俺達は不思議そうな顔して聞いた。
「実は美代と俺は付き合っているんだ
それでいつも部活が終わったあと部室で話しをして帰るんだ。
多分さっき俺達が出て行ったのを見て君達三人が帰ったと勘違いしたのだろう」
翔さんが照れながら答えた。
俺はそれを聞いて軽くショックを受けた。
「なるほどね」
仁と宏は納得したようだでも、俺は納得出来てない
「じゃあ俺達帰ろぜ」
仁と宏が言う
「零帰るぞ」
宏が俺を叩きながら言う。
「お、おう」
俺はやっと返事を返した
そして俺達は自分の家に帰って行った。
何処か穴が空いた気がした。

