君の約束


「はい、これ使っていいよ」

仁にシャンプーを渡す。
「はいって言われてもどうすんだよ」

宏が言った。

「だから頭洗うだよ
もしかして宏頭洗った事ないのか」

「あるから
でもどうやって流すだよ」

「普通に」

と言って俺は泡だらけの頭を蛇口に近づけた。

「気持ちいい」

俺は一気流した。

「マジかよ」

宏達が引いてるのが分かるでも気にしない。

「翔さんやらないんですか?」

仁が聞く。

「やるよ」

翔さんは覚悟を決めたみたいだ。

「翔さんまで。
よーし俺もやろ」

宏も翔さんに続いた。

「どう?」

俺が聞く。

「気持ちいい」

二人が同じ答えを言った。

洗い終わった俺らはタオルで髪を拭いていた。

「よし、そろそろ帰るぞ」
翔さんが言う

「はい」

俺らは声を揃えた。