―振られてしまった。 健人はしばらく部屋に引きこもり、勉強も何も出来ずに過ごした。 考えてしまうのは聖美のことばかりだった。 彼女を忘れてしまうことはどうしても出来ない。 理由も無くただ謝るなんて納得出来ない。 想いはますます膨らむばかりだ。 「よし、決めた!」 健人は決意した。