―――…!! 「いてっ!」 頭に何かが当たった。 机の上には、紙飛行機が落ちている。 辺りを見渡すと、隣の列に座る薫が、こちらを見て笑っている。 『何すんのよー!!』 口パクで抗議する私に、指を差す薫。 『何?』 また口パクで聞くと、どうやら紙飛行機を指差しているようだった。 『これ?』 頷く薫に従い、紙飛行機を広げてみると、丸みを帯びた薫の可愛らしい文字が並んでいた。