―――…裕也。 元気にしてる? リハビリ頑張ってる? 裕也に会いたいよ。 もう一度、会いたいよ。 心の奥で、何度も何度も裕也の名前を呼んだ。 届いているかな……私の声。 このまま好きでいてもいいよね? 嫌いになんかなれないよ。 裕也―――…。 冬の晴れ間の午後、 裕也への想いを一層強くした日だった。