裕也の乗った車椅子を後ろから押している間、どこか新鮮な気持ちに包まれた。
不謹慎だけど、裕也と一緒にいられるという現実に、舞い上がっていたのかもしれない。
エレベーターを降り、1階に到着すると、ライトは落とされ、フロアはしんと静まり返っていた。
握っていた車椅子のハンドルを放し、裕也の前に立ちはだかった。
「じゃ、帰るね。裕也、くれぐれも無理しないでね。それと……」
「何?」
「また来てもいい?」
「あぁ」
自然と顔が綻ぶ。
――と、突然、グイッと腕を捕まれ、裕也の胸に頭を押し込まれた。
「キャッ!……な、何?どうしたの?急に……」
最後まで言い終わらないうちに、大きな手が私の頬っぺたを挟みこんだ。
そして……近付いた裕也の顔。
不謹慎だけど、裕也と一緒にいられるという現実に、舞い上がっていたのかもしれない。
エレベーターを降り、1階に到着すると、ライトは落とされ、フロアはしんと静まり返っていた。
握っていた車椅子のハンドルを放し、裕也の前に立ちはだかった。
「じゃ、帰るね。裕也、くれぐれも無理しないでね。それと……」
「何?」
「また来てもいい?」
「あぁ」
自然と顔が綻ぶ。
――と、突然、グイッと腕を捕まれ、裕也の胸に頭を押し込まれた。
「キャッ!……な、何?どうしたの?急に……」
最後まで言い終わらないうちに、大きな手が私の頬っぺたを挟みこんだ。
そして……近付いた裕也の顔。


