裕也のことを嫌いになったり、忘れることなんて、できるわけがない。
ただ、この不安な気持ちを……
誰かに『大丈夫だよ』『心配ないよ』と言ってもらいたかっただけかもしれない。
自分の苦しい胸の内を、誰かに聞いてもらいたかった……。
ただ、それだけだったのかもしれない。
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バーベキューもお開きの時間になった。
後片付けを済ませ、昼間、集合したスーパーの駐車場を目指して、みんなで長い上り坂を歩いた。
身体は疲れているはずなのに、不思議と心も足取りも軽かった。
それから数日後――
裕也との8ヶ月ぶりの再会は思わぬ形でやってきた。


