私と友哉はみんなのいる場所へと戻った。 私たちは夜まで他愛もない会話ばかりしていた。 たまに大輝と目が合ったが怖くてすぐにそらしてしまう… 私はなぜか大輝から目が離せなかった… 帰り道、友里がにこにこしながら 「もしかして大輝くん狙い…!?」 「え~?そんなわけないやんっ」 私は少し胸がドキドキした。 友里から大輝のことを言われるなんて思ってもなかったから。 その時私は自分の気持ちに気付きもしなかった…