本当は、一つだけ言えないことがある。
これは、たぶん私しか知らないことだろうし、掘り返す気もない。
それを知ったのは、中1の時で晴也とつきあい始めて結構たった頃だった。
自分がどうでもよくなってしまった。
だから、あの人の願いを受け入れながら、自分を傷つけた。
自分を傷つけて人のために生きる。
そう決めたんだ。
それが、心の崩壊へのカウントダウンが始まった瞬間だった。
今は、もうそんな事をする気はない。
自分のために生きるって決めたから。
祖父母の死が私の心の崩壊を止めた。
受け入れる強さと認める勇気を持とうって思ったんだ。
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