「セイヤ、なにしてるの。未來ちゃんから離れなさい。」 驚いた伊藤さんは、遮二無二私から晴也を離そうとした。 「未來...未來...」 私の名前を呼び続ける晴也の抱きしめる腕は、力強かった。 私は、放心状態でなにもできなかった。 「セイヤくん。なにしてんだよ。てか、寝てるし....大丈夫か?」 そんな状態を助けてくれたのは、ユウさんだった。 私は、ユウさんが気遣ってくれたのがすごく嬉しかった。 「だ、大丈夫です。」 吃驚しすぎてこれしか言えなかった。 .