私は、悠斗の部屋の入り口で悠斗を待った。
オートロックだから、真人さんに中にまでは入れてもらった。
だって、さすがにマンションの前では、待てない。
一応、芸能人ですから。
悠斗、まだかな?
もう、終わってるはずなんだけどな。
すごく悠斗が待ち遠しかった。
「未來?」
「悠斗」
悠斗が帰ってきた。
私は嬉しいんだけど、元気ないみたい?
「悠斗、疲れてる?」
「大丈夫だよ。まあ、はいれよ。」
私を家の中に入れてくれた。
「おじゃまします。」
「適当に座って。」
なんか、微妙にだけど冷たいよ。
気のせいかな?
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