司会の方が私の名前を呼ぶと大歓声がわきあがった。
テンションがあがる。
「はじめまして。瀬田未來です。今日は、お集まりいただきありがとうございます。」
「瀬田さん。今日のイベントは歌の前に質問コーナーがあるんですけど、大丈夫でしょうか?」
司会者が私に楽しそうに聞いてくる。
「はい。答えれることでしたら、なんにでも答えたいと思います。」
観客から拍手がわいた。
てか、みんなが興味あるのは悠斗との事でしょ。
「え〜っと、事前に質問したいことを書いていただいてるのでこの中から選んで質問したいと思います。」
「はい。よろしくお願いします。」
なに質問されんだろ。
大丈夫かな?
こんな風に一人は初めてだし。
「では、これからいきましょうか?『実際の未來ちゃんは、ドラマのような性格なんでしょうか?』」
「あんな大人っぽくないですよ。それに積極的でもないですし。」
「でも、まだ高校生だよね?私からしたら、大人っぽすぎだよ。」
「はい。今年高校一年です。老けてるんですかね?」
「えっ?じゃあ、4ヶ月ぐらい前は、中学生?ありえないって。」
私の年齢を知ると、お客さんも吃驚してた。
やっぱ、老けてるのね。
まあ、いっか。
私と司会者のやりとりで笑ってくれてるし。
「では、次。『未來ちゃん、好きです。』って、質問じゃなくて、告白だ。」
「嬉しいですね。」
「そんなこと、言っていいの?」
ありゃ。
「はい。」
笑顔で言った。
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