【長編】私の道




「よし。兄貴に報告だ。」


ユウさんが頼もしい。


しかも、なんか笑顔だよ。


私がさせてるのかな?


嬉しい。


ユウさんがドアをあけると真人さんと篤志さんの他にカイさん、リクさん、ソラさんがいた。


「悠斗、記者会見開くぞ。」


真人さんがニコニコしながら言う。


明らかに決まっていたようだ。


ユウさんも頷くだけだし。


私は、戸惑うばかり。


「未來ちゃん。写真が撮られたぐらいで記者会見なんて開かないんだけどさ。ドラマの関係もあってさ。ごめんな。」


そっか。


うちの事務所じゃなくて、ドラマの方に迷惑かかるんだ。


私、軽率な行動はとらないようにしなきゃと思いながら、バカだな。


「いえ。私の責任ですから。」


「俺の判断ミスだよ。セイヤが言った忠告を守ればよかったよ。」


晴也?


忠告?


私は、首を傾げた。


「晴也が君は心が壊れてるって。写真みて、わかってたのにな。」



「写真?」


「未來ちゃんが中1ぐらいの時の写真」



「あの時が一番幸せだったから.....」


懐かしい。


あの時は、こんな事になるだなんて、思わなかったから。






.