引き続きクリックをしまくり画像を開く俺。
だが怪しそうな臭いのするところは踏まない。
たまるものか!パソコンを…、俺のミスでパソコンを壊してたまるものか!
そんな事を思いながら浮かび上がる画像を吟味する。
自由の大陸、西海岸の風。
しかしどれもが違う…。
これでは不完全なのだ…。
眉間に皺をよせる俺を見かねてか、パソコンが俺に語りかけてきた。
「ぼっちゃま、どうしたんですかい?」
…。
パソコンは相変わらず俺を“ぼっちゃま”と呼びやがる…。
昔の癖が抜けないのだろう。気持はわからないでもないが、もう俺は一人前の船長なのだ。
俺は、パソコンにビシッと言ってやった
「おい!パソコン!何度言えば気が済むんだ!俺は“ぼっちゃま”ではなく“船長”だ!コンピューターのくせにもの覚えの悪いポンコツめ!次に“ぼっちゃま”なんて言ったらお前なんかスクラップにしちまうぞ!」
もちろん本気で言ってるわけではないが、俺にだって船長としての威厳ってものがある。
船員たちの手前、しっかり“船長”と呼んでもらわなければ顔が立たないのだ。
その辺りの事情はパソコンもわかっているらしく、周りに聞こえるように大声で言った。
「すいません!船長に対し無礼な口をきいちまいまして、申し訳ござんせん!へい!もう二度と“ぼっちゃま”とはお呼び致しませんから勘弁して下さい。次に無礼があった場合には、あっしの事をスクラップにして下せえ!」
俺がパソコンの心づかいにウインクで合図すると、パソコンも舌を出して返しやがった。
まったく頼もしい奴だ。
コイツがいたから俺はここまで来れたんだと思う。
だが怪しそうな臭いのするところは踏まない。
たまるものか!パソコンを…、俺のミスでパソコンを壊してたまるものか!
そんな事を思いながら浮かび上がる画像を吟味する。
自由の大陸、西海岸の風。
しかしどれもが違う…。
これでは不完全なのだ…。
眉間に皺をよせる俺を見かねてか、パソコンが俺に語りかけてきた。
「ぼっちゃま、どうしたんですかい?」
…。
パソコンは相変わらず俺を“ぼっちゃま”と呼びやがる…。
昔の癖が抜けないのだろう。気持はわからないでもないが、もう俺は一人前の船長なのだ。
俺は、パソコンにビシッと言ってやった
「おい!パソコン!何度言えば気が済むんだ!俺は“ぼっちゃま”ではなく“船長”だ!コンピューターのくせにもの覚えの悪いポンコツめ!次に“ぼっちゃま”なんて言ったらお前なんかスクラップにしちまうぞ!」
もちろん本気で言ってるわけではないが、俺にだって船長としての威厳ってものがある。
船員たちの手前、しっかり“船長”と呼んでもらわなければ顔が立たないのだ。
その辺りの事情はパソコンもわかっているらしく、周りに聞こえるように大声で言った。
「すいません!船長に対し無礼な口をきいちまいまして、申し訳ござんせん!へい!もう二度と“ぼっちゃま”とはお呼び致しませんから勘弁して下さい。次に無礼があった場合には、あっしの事をスクラップにして下せえ!」
俺がパソコンの心づかいにウインクで合図すると、パソコンも舌を出して返しやがった。
まったく頼もしい奴だ。
コイツがいたから俺はここまで来れたんだと思う。
