そばにいてよ…。

「ゆづちゃん大丈夫」




トイレで気持ちわるがってる
ゆづちゃんの背中をさするあたし




「す…みません」




涙目で謝るゆづちゃんは本当に気持ち悪そうだ




「大丈夫なんで、先に戻ってて下さい」




「うん、わかった」




そう言ったものの心配なので




トイレの外で待ってることにした





ふと時計を見ると9時半



ケータイには優からメールが来ていた




【迎えに行くから、帰る頃にメールして】




一体いつ終わるのか検討もつかないので




とりあえずケータイを閉じた