君はガラス

あたし、もっと彼の笑顔を見たい。





もっと彼のあったかさを感じたい。





これって、“恋”ってやつだよね??





「ねぇ、手、繋いで。」





あたしが言うと、隆樹くんは少し驚いた表情を見せながらもしっかりとあたしの手を握ってくれた。