『やだっ...離してっ。』


『はぁ...っ、.....美味いぞ...これは。』


『変態っ! 馬鹿! 離せってば! 』


『んじゃ...いただっきまーす! 』


『いただきますじゃないーーーっ!!!!』


叫んだ瞬間。


『お前ら...その女に手をだすなよ?...ったくめんどくせぇなぁ。』


現れたのは、王子様でもナイトでもなく。


特殊警棒を持って煙草をくわえ、よれよれのスーツを着た男の人だった。