Sweet×Lv×U

『人間じゃないの? 』


『この状態でそこまで考えられるとはなかなか気の強いお嬢様だ...んで当たり。人間じゃない。』


『あたしをどうしたいの? 』


『君は俺達にとって極上のスイートなんだよ。稀に見る極上のね? 』


『何それっ! 』


『知らなくていいよ? 』


ジリジリと間を詰めてくる男達。


あたしと話をしてない方は涎まで垂らしてる。


『....っ、携帯っ。』


鞄に手を入れた瞬間、一斉に飛びかかって来て肩を一人が抑え、もう一人は馬乗りになって顔をあたしの首筋に近付け、また大きく息を吸い込んだ。