『づぁ~ウザってぇ~』


頼牙が言ったと同時にバタバタと足音が聞こえその人がやって来た。


…なんて言うか…ダイナマイトバディ…。


身長高い…きっと180以上ある。金髪は綺麗に巻いてあり真っ赤なルージュに意思の強そうな瞳。


胸…大きい。


腰…細い。


同じ女ですみません…って思わず言いたくなる様な、非の打ち所が無い完全無欠な感じ。


『…美人だぁ…』


思わず呟くとその女の人はにっこり笑っていきなりあたしを抱き締めた。


『かっわいい~唯ちゃんね? ああん…たまんないぃ』

…苦しい。胸が当たって…息がっ!


『う~…!!!』


『雫、唯を窒息死させる気か? 』


『ぷは…! 』


大きく息を吸う。


頼牙が助けてくれなきゃ本当にヤバかったかも。